環境学習・環境活動・イベント情報

2018年9月25日 火曜日【環境学習の実績・成果】
♦報告♦ 平成30年度南アルプス高山植物保護セミナーを開催しました!

 8月12日(日)~8月14日(火)までの3日間、南アルプスユネスコエコパーク登録地域にて、「南アルプス高山植物保護セミナー」を開催しました!!

 

 環境創造課では、平成25年度から「南アルプス高山植物保護セミナー」を実施しており、市内の高校の登山部、山岳部の皆さんと一緒に南アルプスの高山植物を守る取り組みを行っています。

 二ホンジカによる高山植物の食害をはじめとした、南アルプスで起こっている変化を知ってもらい、高山植物保護の重要性及び次世代を担う若い世代における南アルプスの自然保護に対する理解を深めてほしい、という想いから始まったこの事業は、今年で六度目を数えます。

 

 今年は静岡高校・静岡東高校・清水東高校・静岡聖光学院高校の4校、生徒15名と顧問の先生方が参加しました!

 

 たくさんの学習と登山と‥充実の内容にひと夏の思い出として生徒の皆さんの心に深く刻まれたであろう、今年のセミナーの様子を紹介します!

 

【1日目】

 井川地域にて井川歴史文化学習を行いました!

 南アルプスユネスコエコパーク井川ビジターセンターにて、井川の伝統農法である焼畑農業とヤマイヌ(オオカミ)信仰についての説明の後、井川神社に場所を移し、信仰の対象として祀られているヤマイヌの石像を見学しました。

 その後、焼畑農業体験の一環として、火入れを終えた畑に向かい、雑草の生育を防ぐ防草シートを張る作業をしてもらいました。時折雨がパラつく中、テキパキと作業を進めてくれた生徒の皆さんによって、予定よりも早く作業を終えることができました。

 

井川文化学習.png ヤマイヌ信仰@井川神社.png 焼畑での作業③.png 

 

 

 井川ビジターセンターでのお昼ご飯は井川の在来作物を使った料理です。新鮮なのはもちろん、ボリュームもあり大満足!!食後のデザートには井川地域で採れた美味しいブルーベリーもいただきました!

 

 

食事.png 在来作物を使用した昼食② (1).png

 

 

 午後は椹島ロッヂに移動し、静岡大学の増澤教授のご指導のもと、椹島周辺の植生観察を行いました。また天気が良かったため、川に入って生物の観察もしました。南アルプスの自然を大いに学び、体感し、初日の学習を終えました。

 

 

増澤教授による講義②.JPG 川に入って.JPG

 

 

 

【2日目】

 椹島ロッヂから千枚小屋(標高2,565m)へ到着後、さっそく千枚岳(2,880m)経由にて丸山(3,032m)を目指し片道およそ2時間ほどの登山開始です。様々な高山植物やその地ならではの特徴的な地形を眺めながら歩を進め、丸山山頂では雄大な山々を望むことができました!

 

 

千枚岳~丸山.JPG 山々.JPG

丸山山頂集合写真②.JPG

 

 

 山頂にてゆったりとお昼休憩をとっていた矢先、急に暗雲が垂れ込め始め・・・。

 支度を整え急いで下山を開始するも、途中から雷を伴う激しい雨に打たれ、ずぶ濡れになりながらなんとか千枚小屋へ到着。

 

 千枚小屋で身支度を整えながら天候の回復を待つも、無情にも降り続ける雨・・・。

 そこで当初の予定を一部組み替え、屋内での学習を実施しました。

 

 まずは、環境省南アルプス自然保護官事務所の小池自然保護官による講義です。自然保護官の普段の業務として、国立公園の管理や環境省の取り組み、またこれまでの経験など多くのお話をしてくださいました。体験談を交えた貴重なお話に、その後の質疑応答も大変盛り上がり、生徒の皆さんの興味を惹く有意義な時間となりました。

 

 

屋内講義①小池保護官.JPG

 

 

 次の講義は市職員による『静岡市における高山植物保護の取組とシカの食害について』です。南アルプスを取り巻く現状と課題を説明しました。

 その後、千枚小屋周辺に設置してあったセンサーカメラの記録を皆で見てみると…バッチリ映っていました、ニホンジカです。千枚小屋周辺にもニホンジカが頻繁に出没していることが明らかとなり、生徒の皆さんにも高山植物の危機的状況が伝わったのではないかと思います。

 

 

市職員説明.JPG

 

 

 

【3日目】

 前日とは打って変わって、気持ちの良い快晴!柔らかな朝日が我々を照らしてくれました。

 

 

朝陽.JPG 赤石岳.JPG

 

 

 千枚小屋周辺にて植生調査を実施しました!

 調査は、決められた枠の中に、どのような植物がどの程度の割合で生育しているのかを被度、群度という表現で記録する「ブラウン・ブランケ法」にて行いました。

 

 花が咲いていれば比較的判別はし易いのですが、今年は花の咲き始めが早く、調査時にはほぼ花は咲いていないという状況の中、増澤教授のアドバイスをいただきながら、葉の形でなんとか判別しようと懸命に図鑑と植物を見比べる生徒の皆さん。

 

 今回は小屋周辺の1か所と、小屋から少し離れた登山道沿いでの1か所の計2か所で調査を実施しました。

 それぞれ植生状況が異なる点や、一方に比べ特定の植物が優占している点など、双方を比較することで、ニホンジカによる食害状況が浮き彫りとなった結果を、皆さんはどのように感じたのでしょうか。

 

 

植生調査①.JPG 植生調査②.JPG 植生調査③.JPG

 

 

 次に、防鹿柵の維持管理体験学習です。柵の構造を説明した後、実際に設置してある防鹿柵を見て触って、破損や緩みがないかを確認してもらいました。

 とても地道な作業ですが、このような継続的な維持管理こそが、高山植物の保全に繋がる重要な取り組みの一つなのです。

 

 

防鹿柵維持管理体験①.JPG 防鹿柵維持管理体験②.JPG

 

 

 以上で全ての学習が終了!

 下山後椹島ロッヂでの修了式、静岡庁舎での解散式を経て解散となりました。

 

 

セミナー終了式.JPG 解散式.JPG

 

 

 生徒の皆さん、お疲れさまでした!!

 今年度は総じて天候にも恵まれ、セミナーでの現地体験学習を無事終えることができました。

 

 このセミナーに参加したことで、まずは南アルプスを知り、そして学ぶ良い機会となったかと思います。

 今後はこれをきっかけとして、さらに南アルプスへの理解を深めてもらい、行く行くは将来どのような形であれ、南アルプスを保全し、また活かす取り組みに関わってもらえたら、と職員一同願わずにはいられません!!

 皆さんどうもありがとうございました!!

 

椹島にて集合写真.JPG

 

 

 

 
 
(平成27年度は、台風接近により中止となりました)
 
 

 

 
 
 
 
2018年9月20日 木曜日【環境学習会情報】
◇作品募集中◇南アルプスの写真を募集しています!

 

この秋、静岡市民ギャラリーにて開催します「静岡アート&ネイチャーフェスティバル2018」では、

静岡県内在住の方々から南アルプスの写真を募集し、『南アルプス写真展』を実施いたします。

 

この機会に、南アルプスの山々や動植物など、皆様のベストショットをぜひご応募ください

 

 

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【応募条件】

1 応募者:静岡県内在住の方どなたでも

2 対 象:南アルプス(静岡県)の自然(山や動植物)、人、山小屋など

3 応募作品点数等:自作、一人3点以内(応募多数の場合、最低1点、申し込み順)

4 サイズ等:四つ切(254mm×305mm)~全紙(457mm×560mm)

5 応募締切:平成30年10月25日(木)

ご応募いただいた作品は、第2展示室 南アルプス写真展・井川の自然 にて展示されます

 

※詳細はチラシをご覧ください ⇒ チラシ南アルプス写真募集2018.pdf

 

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【イベント情報】

 

静岡アート&ネイチャーフェスティバル2018

「未来に残そう美しい山河~南アルプスは静岡の宝~」

期間:平成30年11月6日(火)~11月11日(日)

場所:静岡市民ギャラリー 第1~5展示室

時間:10時~17時 ※初日12時より、最終日16時まで

※入場無料 ご自由にご覧いただけます

 

 

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                    BEST SHOT  photo by 静岡市環境創造課

 

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赤石岳040804千枚岳から.png       DSC_0757.png       DSC_0744.png

   千枚岳から赤石岳        静岡市最北端 間ノ岳     南アルプス南部のライチョウ

 

 

(静岡市環境創造課では、高山植物保護活動で毎年南アルプスに登っております。

 その際に撮影してきた写真を、南アルプスの写真の一例として掲載いたします。)       

2018年9月14日 金曜日【環境学習会情報】
◆参加者募集中◆ 森を知り 森とかかわる 基礎講座

9月に入り朝晩はだいぶ涼しくなってきました。これからは野外活動がしやすい季節になりますね。

 

認定NPO法人しずおか環境教育研究会「エコエデュ」主催の講座をご紹介します。ちょっとだけ興味のある方から地域の森林ボランティアにかかわっている方までどなたでもお申込みいただけます。

 

 

「 森を知り 森とかかわる 基礎講座 」

 

 

【日 時】 2018年9月9日(日)~10月27日(土) 全5回

 

【内 容】 樹木や里山二次林についての基礎知識を学び、

      森づくり計画を考えるワークを実施

 

【講 師】 静岡大学教育学部 小南 陽亮 教授

      株式会社森ラボ 鈴木 礼氏

 

【会 場】 遊木の森、エコエデュの森

 

【参加費】 各回1,000円

 

【申込み】 メール(e-info@ecoedu.or.jp)またはFAX(054-263-2867)

 

 

 

※詳しくはこちら ↓ のチラシをご覧ください。

H30森づくり講座0001.jpgH30森づくり講座0002.jpg

 

 

 

 

2018年9月12日 水曜日【環境学習会情報】
◇参加者募集◇麻機遊水地で、ミズアオイ観察会が開催されます!

 麻機遊水地で開催される「ミズアオイ観察会」について、主催者から情報提供がしたので、ご紹介します!

 

 麻機遊水地には、多くの湿生植物が自生しています。

 ここでは、ミズアオイの群落が9 月に入って花が咲き始め、タデなどもかわいい花を見せてくれます。

 遊水地ならではの植物を観察しながら、夏から秋へと移り変わりつつある湿地の自然を歩いてみませんか?

ミズアオイ観察会-1.jpgミズアオイ観察会-2.jpg

 

 チラシはこちらから!(ミズアオイ観察会_PDF)

 

◆開催概要◆

【日 時】 平成30年 9 月29 日(土) 9:30~11:00 頃
 
【場 所】 麻機遊水地第3工区
 
【対 象】 どなたでも
 
【定 員】 30 名程度 申込順 参加費無料
 
【持ち物】 飲み物・帽子・長靴(あれば) 服装は長袖、長ズボン
 
【問合せ・申込み】 静岡市緑地政策課 TEL:054-221-1251
                   Fax: 054-221-1294
          昭和設計㈱      TEL:054-248-5284  担当:山梨、小野
 
【主 催】 麻機ウェットランドクラブ <麻機遊水地保全活用推進協議会>
 
【協 力】 静岡市緑地政策課
2018年9月03日 月曜日【環境学習会情報】
◆参加イベント募集◆平成30年度秋の森づくり県民大作戦

静岡県 環境ふれあい課より情報提供がありましたので、お知らせします。

 

 

静岡県の森林には、多様な動植物が生息・生育しており、県民共有の大切な財産となっています。

 

豊かな自然とのふれあいは、森林との共生に対する理解を深めるのにとても有効ですが、都市への人口の集中や生活様式の変化などにより、森林と人との関わりが薄れてきています。

 

そこで静岡県では、誰もが気軽に森づくりに参加する機会を提供するため、地域住民や森づくり団体との連携と協働による「森づくり県民大作戦」を実施します。

 

植栽や間伐などの森林整備をはじめ、木工クラフトや炭焼等の体験活動のほか、講演会・講習会、森林のことを考える機会を参加者に提供する行事などのイベントを幅広く募集しています。

 

参加すると、静岡県ホームページ「静岡森づくり情報」内や民間の広報媒体を活用し、広く県民の皆様に情報発信していくことができます。

 

一般参加者募集のお手伝いもしてくれるとのことですので、この機会にぜひご参加ください!

 

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【チラシ】秋の森づくり県民大作戦.pdf

 

 

 

詳しくはチラシをご覧ください。

 

お問い合わせは下記問い合わせ先まで

 

◆問い合わせ先◆

静岡県くらし・環境部 環境局

環境ふれあい課 自然ふれあい班

電話:054-221-2664

FAX:054-221-3278

Eメール:fureai@pref.shizuoka.lg.jp

 

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