2020年2月07日 金曜日
大里西小学校公開授業に行ってきました
静岡市では、環境にやさしい新しい水素エネルギーの普及を目指して、小・中学校向けに水素エネルギー出前授業を実施しています。
年末に大里西小学校の5年生137名に、授業をしてきました。
大里西小学校では総合学習の時間を使って通年でさまざまな環境問題を学び、それぞれ興味を持ったテーマを掘り下げて班で発表資料を作り、
最後の公開授業で発表するということでした。
その公開授業を見に来ませんかとお誘いをいただき、お邪魔してきました!
会場は体育館。複数のグループ(3~4人)が、交代で発表していくスタイルです。
1グループにつき2回発表するので、最初は緊張してもじもじしていた子供たちも、2回目になると自信がついて声も出てきます。
とりあげているテーマもさまざま。
「海のごみ問題」
「ごみのリサイクル」
「大気汚染」
「生物多様性」などなど…
みんなよく調べて、自分の視点から解決策を述べています。すばらしい!
そんな中に「地球温暖化問題」をとりあげてくれているグループもたくさんありました。
電車や飛行機など「乗り物」にフォーカスして二酸化炭素排出量を比べている子、
家庭で身近なエアコンの省エネな使い方を提案している子、
クラスのみんなに省エネアンケートを取っているグループなど、
視点がいろいろで面白いなぁ~と思いました。
地球温暖化問題って話がグローバルでとっつきにくいんですが、自分の生活や好きなテーマから掘り下げていくのは
「自分ごと」として捉えるのにとてもいいアプローチだと思います。
水素エネルギーの出前授業を実施した後に、もっと教えてください!とアンケートをくれた子もいました。
彼の発表は、特によくまとまっていて、本当に素晴らしかったです!
COOL CHOICEやMIRAIの説明を取り入れてくれたグループもいて、私の授業がちゃんと伝わっているなぁ~と少しジンとしてしまいました。
大里西小学校の皆さんの発表を参考に、今後の出前授業ももっとブラッシュアップしていきたいと思います。
ありがとうございました!
2019年9月18日 水曜日
水素エネルギー出前授業を実施しています
静岡市では、産業振興・防災力の向上・温暖化対策といった、SDGsで掲げる経済・社会・環境の三側面の好循環を目指し、水素エネルギーを利活用したまちづくりを進めています。
その一環として、水素エネルギーが環境にやさしいエネルギーであることを子どもたちに伝えるため、小中学校向けの出前教室を実施しています。
対象:小学校5年生以上
所要時間:45分~90分
※地球温暖化問題について授業で習っていない場合は、地球温暖化(1コマ)+水素エネルギー(1コマ)でじっくり学ぶこともできます。
静岡ガス株式会社様と連携し、同社のサイエンスコミュニケーターによる実験授業をメインに、水素エネルギーの仕組みやはたらきをわかりやすく学ぶプログラムとなっています。
平成30年度は10校、令和元年度は7校に出前授業を実施。
授業のながれは、
1.地球温暖化についてざっくり学ぶ
2.水素エネルギーもざっくり学ぶ
3.水素実験で燃料電池の仕組みを実感
4.MIRAIを見ながら燃料電池自動車の仕組みを学ぶ
いつもと違う授業に子どもたちは目を輝かせて聞いてくれます。
私たちもその期待に応えるため、先生たちへのアンケートを通じて試行錯誤しながら授業に改善を加えています。
クイズを交えてやりとりをしたり、実験に参加してもらったり…。
車好きな子はMIRAIに大興奮!
短い時間ですが、燃料電池自動車の歴史やMIRAIの開発秘話などを交えて話すと興味津々で聞いてくれます。
中には、授業が終わった後に「MIRAIから出てくる水を何かに利用できないかな?」「水素のほかにも環境にやさしいエネルギーってないの?」と質問してくれる子も!
地球温暖化問題や、次世代エネルギーは扱うテーマが複雑なため、わかりやすく伝えることに想像以上の難しさを感じています。
それでも、何かひとつでも子どもたちの心に残り、将来おとなになったときに「あの時習ったのはこういうことだったんだ!」と思ってもらえるように、これからも改善を繰り返しながら継続していきたいと考えています。
ご興味のある先生方、ぜひ静岡市環境創造課までお問い合わせください!
2019年9月16日 月曜日
新IC開通イベントにMIRAIを出展しました
静岡市駿河区大谷地区に新しく開通した、日本平久能山スマートインターチェンジ。
令和元年9月14日(土)に、開通式が華々しく行われました。
IC開通式には燃料電池自動車MIRAIを出展し、外部給電器を使用してミスト扇風機を稼働させました。
この日はかなり暑かったのでミスト扇風機が大活躍!
ピカピカの道路にはタイヤ痕がつかないように、細心の注意を払って板の上に駐車しています。
スマートインターチェンジの開通を皮切りに、これから大谷・小鹿地区の開発が加速していくものと思われます。
地球にやさしいクリーンで持続可能な経済発展につながるといいですね!
2019年8月21日 水曜日
る・く・るテーブルサイエンス「未来のエネルギー 水素ってなんだ?」
静岡市では、環境にやさしい未来のエネルギー「水素エネルギー」の可能性を広げ、活用するために「静岡市水素エネルギー利活用促進ビジョン・アクションプラン」を策定し、さまざまなプロジェクトを実施しています。
その中のひとつとして、静岡科学館る・く・ると連携して行うテーブルサイエンス事業「未来のエネルギー 水素ってなんだ?」が大好評を博しています!
2019年度は下記の日程で行いました。
7月6日(土)、29日(月)
8月1日(木)、19日(月)
各日 11:30、13:00、14:30
各回20分程度の実験授業ですが、とってもおもしろいと評判なんです!
授業の一部を紹介すると、
水素が無味無臭・無色透明であることを確認するために、水素ボンベからシューっと出てくる水素をみんなでクンクン嗅いだり、
水素を爆発させたあとに実際に水ができることを確認するために、子供たちの手に乗せたなが~い透明チューブに水素と酸素を充満させて、火をつけ爆発(!)させてみたり…
びっくり、ドッキリがつまった20分の授業に子どもたちは(おとなも)大興奮!
水素の基本的な性質から、未来のエネルギーである水素の”すごいパワー”を存分に感じられる内容となっています。
来年以降も実施できるように、調整中!
実施する場合は、広報紙でお知らせします。
まだ見たことのない人は、是非見に行ってみてくださいね。
2019年7月16日 火曜日
H2キッズラボを開催しました!
静岡市では、環境にやさしい未来のエネルギー「水素エネルギー」の可能性を広げ利活用を推進するため、「静岡市水素エネルギー利活用促進ビジョン・アクションプラン」のもと、さまざまなプロジェクトを実施しています。
その一環として、毎年「水素・燃料電池展」を開催していますが、ちょっと難しい名前で親しみが沸きにくいので、思い切って名前を変え「H2キッズラボ」にリニューアル!
2019年は下記の日程で開催しました。
7月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)
各日10:00~16:00
今年は、開港120周年を迎えた清水港「開港祭」の会場(日の出ふ頭)の一角をお借りして実施。
<出展内容>
・水素クイズラリー、静岡市の水素利活用計画紹介【静岡市】
・100年後の地球をVR体験【静岡市】
・水素実験「燃料電池ミニカーを走らせよう!」【東京理科大学】
・燃料電池自動車「MIRAI」を使った外部給電デモ【静岡トヨタ自動車(株)、ニチコン(株)】
・水素ステーションの紹介【静岡ガス(株)、日立AMS(株)】
・家庭用燃料電池「エネファーム」の紹介【静岡ガス(株)、パナソニック(株)】
東京理科大学 学生さんの燃料電池自動車を走らせる実験ブースでは、「SBH」という粉に水をかけるとシュワシュワ~っと水素が発生。
子どもに大人気のブースでしたが、実はこれ、すごく画期的な水素キャリア(貯めておく方法、運ぶ方法)なんです。
静岡市の提供する、100年後の地球をVR体験できるブースでは、地球温暖化が進んだ未来を疑似体験。
子どもも大人も「お~っ!」と声をあげる人がたくさんいらっしゃいました。
日立オートモティブシステムズ(株)の展示する水素ステーションブースでは、水素ステーションで実際に使われている水素ディスペンサー(大きい!)が。お客さんは水素充てん体験を楽しむとともに、マイナス40℃に冷やして充てんするという豆知識にびっくりされていました。
静岡ガス(株)の展示する家庭用燃料電池「エネファーム」ブースでは、エネファームの仕組みとエコの秘密をクイズ形式で紹介。
エネファームは、現在国や市から補助金が出るのでかなりお得に導入することができるんですよ。
水素クイズでは「勉強になる!」「楽しかった」という声をいただき、大好評のうちにイベントを終了。
3日にわたって雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、3日間でたくさんのお客様にいらしていただき、クイズシートは予定数の1,000枚を終了。
3日目は早めにイベントを切り上げることとなりました。
ご協力いただいた企業の皆さま、お越しいただいたお客様、ありがとうございました!
2018年9月06日 木曜日
【9月6日(木)】新エネルギー「水素」で走る自動車『MIRAI』の引き渡し式が行われました!
平成30年9月6日(木)に 水素で走る燃料電池自動車『MIRAI』の引き渡し式が県庁本館正面玄関前で行われました!
「静岡トヨタ・静岡県・静岡市FCV引き渡し式」概要
日時:平成30年9月6日(木) 10:00~10・10
場所:静岡県庁本館正面入り口前
燃料電池自動者(FCV:Fuel Cell Vehicle)は水素を燃料にして動く究極のエコカーです!
水素ステーションで充填した水素は空気中の酸素と反応し、電気を作り出します。
ここで発生した電気で走るのが燃料電池自動車です!
車を動かすときにガソリンを使用せず、反応の過程で作られるのは水のみ
なので、温室効果ガスである二酸化炭素や大気汚染物質を排出しません!
さらに、高い外部給電機能(電気を外部に供給できる機能)を持っているため、
非常時の電源としての活用も期待できます!
今回、静岡トヨタ自動車さまがFCVの『MIRAI』を静岡県と静岡市に一台ずつ提供してくださいました!
静岡市に提供された『MIRAI』は近々試乗モニターとして貸し出されるので、皆さんも
こぞってご応募ください!
静岡市はFCVや家庭用燃料電池(エあネファーム)への助成、水素をテーマにした環境教育など、
「静岡型水素タウン」実現に向けてさまざまなプロジェクトを進めています!
詳しくはこちら!
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2018年1月26日 金曜日
【1/28(日)】「静岡市水素・燃料電池展」を青葉イベント広場で開催します!
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未来のエネルギーとして注目されている「水素」の力を、
市民や事業者の皆さまなど、多くの方に知っていただくため、
実際に、水素エネルギーを見て・触れて・感じることのできるイベントを開催します!
水素の力で動く「燃料電池自動車」や「燃料電池二輪車」、「家庭用燃料電池」などの
展示を行うとともに、会場ではスタンプラリーも開催予定!
ちなみにこのスタンプラリー参加者には、全員に素敵なプレゼントも♪
子どもから大人まで、どなたでも参加できるイベントですので、
ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。
【イベント概要】
イベント名:静岡市水素・燃料電池展
日 時:2018年1月28日(日)10:00~16:00
会 場:青葉イベント広場、青葉緑地B1ブロック
主 催:静岡市、ストップ温暖化!しずおか推進協議会
協 力:静岡ガス㈱、静岡トヨタ自動車㈱、スズキ㈱、ニチコン㈱、
パナソニック㈱アプライアンス社、
日立オートモティブシステムズメジャメント㈱、富士電機㈱
内 容:★「燃料電池自動車」「燃料電池二輪車」「家庭用燃料電池」等の展示
★ドライブシミュレーターを使ったエコドライブ体験
★エコライフチェックの実施
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<お問合せ> 静岡市環境局環境創造課 温暖化対策係 電話:054-221-1077