2019年9月18日 水曜日

水素エネルギー出前授業を実施しています

静岡市では、産業振興・防災力の向上・温暖化対策といった、SDGsで掲げる経済・社会・環境の三側面の好循環を目指し、水素エネルギーを利活用したまちづくりを進めています。

 

その一環として、水素エネルギーが環境にやさしいエネルギーであることを子どもたちに伝えるため、小中学校向けの出前教室を実施しています。

 

対象:小学校5年生以上

所要時間:45分~90分

※地球温暖化問題について授業で習っていない場合は、地球温暖化(1コマ)+水素エネルギー(1コマ)でじっくり学ぶこともできます。

 

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静岡ガス株式会社様と連携し、同社のサイエンスコミュニケーターによる実験授業をメインに、水素エネルギーの仕組みやはたらきをわかりやすく学ぶプログラムとなっています。

 

平成30年度は10校、令和元年度は7校に出前授業を実施。

 

授業のながれは、

1.地球温暖化についてざっくり学ぶ

2.水素エネルギーもざっくり学ぶ

3.水素実験で燃料電池の仕組みを実感

4.MIRAIを見ながら燃料電池自動車の仕組みを学ぶ

 

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いつもと違う授業に子どもたちは目を輝かせて聞いてくれます。

私たちもその期待に応えるため、先生たちへのアンケートを通じて試行錯誤しながら授業に改善を加えています。

クイズを交えてやりとりをしたり、実験に参加してもらったり…。

車好きな子はMIRAIに大興奮!

短い時間ですが、燃料電池自動車の歴史やMIRAIの開発秘話などを交えて話すと興味津々で聞いてくれます。

 

中には、授業が終わった後に「MIRAIから出てくる水を何かに利用できないかな?」「水素のほかにも環境にやさしいエネルギーってないの?」と質問してくれる子も!

 

地球温暖化問題や、次世代エネルギーは扱うテーマが複雑なため、わかりやすく伝えることに想像以上の難しさを感じています。

それでも、何かひとつでも子どもたちの心に残り、将来おとなになったときに「あの時習ったのはこういうことだったんだ!」と思ってもらえるように、これからも改善を繰り返しながら継続していきたいと考えています。

 

ご興味のある先生方、ぜひ静岡市環境創造課までお問い合わせください!

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