2015年11月25日 水曜日
日本平動物園で「環境学習プログラム体験キャンペーン」&「しずおか冬のエコライフチェックキャンペーン」を実施しました!
秋と言えば「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」・・・そう!「行楽の秋」日本平動物園に行こう!ということで行楽シーズンまっしぐら、11月7日(土)に多くのお客様で賑わう動物園内でキャンペーンを実施しました
8月に実施した体験キャンペーンに続く第2回目のこの日は、太陽の熱を利用してお湯を沸かしたり、ちょっとした料理もできる「ソーラークッカー」や「太陽光発電」によるデモンストレーションも実施。あいにくの曇り空でしたが、来園されたお客様が興味津々と眺めていたのが印象的でした。
「日本平動物園環境学習プログラム」は、日本平動物園に導入した太陽光発電や風力発電施設を活用し、園内の動物の観察をとおして、動物の生態や地球環境問題について、楽しみながら学習できるセルフガイド式のプログラムです。(園内で、いつでも自由に取り組めるようになっています。)
まずは、エントランスゲートでプログラムを受け取ります。
ホッキョクグマ、ボルネオオランウータン、アムールトラ、フンボルトペンギンの4種類の動物に関するクイズやワークシートになっています
(↑画像をクリックすると日本平動物園学習プログラム内のPDFファイルへリンクします)
プログラムと鉛筆を持って、お目当ての動物のところへ
プログラムが終わった子どもたちは、最後に、これから取り組んでみようと思うエコ宣言をボードに書いてくれました。主催した私たちも「小さな時からこういう気持ちを持ってもらうことが大切だなぁ」と実感した瞬間。これからも地球温暖化防止について、地道にコツコツ(CO2CO2)と、伝えていきたいと思います。
そしてこの日は、8月に実施した体験キャンペーンのアンケートの回答で「親子で何かつくれるプログラムがあったらうれしい」そんな声にお応えして、ひのきの端材(市産材)を使った オリジナルの「ひのきのバッジorマグネット」を手作りするコーナーなどを設置。
形・大きさの違うひのきから自分の好きなものを選んで、納得いくまで紙やすりでごしごしと磨く!…そして最後にロッシー印の焼きゴテを使って印を押すと、ブースは笑顔でいっぱいになりました(*^▽^*)!
地球温暖化の原因となる二酸化炭素を木が吸収してくれることも、工作を通じて皆さんに知っていただくことができました
さらに、お父さんお母さんには「しずおか冬のエコライフチェックシート」にご協力をお願い!
「自宅の照明をLEDに交換をしていない」とお答えのあった方には、一般の電球とLED電球に必要な電力を手回し発電機で体感してもらうと「えーっ!」「うっそー!」と驚きの声が連発
省エネの効果は、口で伝える、数字で見るだけではなく「体感することが大切」ということを私たちも実感!体感していただいたみなさんが何かを感じ取ってくれたなら私たちも嬉しい限りです。
そして最後に何気なくみなさんが通り過ぎてしまうこの壁画!これら「ほぼ実物大」の動物たち、いったい何を表しているのでしょうか(゚ ゚ )?
実は、日本平動物園内にいる動物たちの「絶滅危惧度」を知ってもらうために作った壁画です。
ホッキョクグマ、アムールトラ、アジアゾウなど・・・
環境破壊や人間による身勝手な狩猟などによって個体数を激減させている動物たち。
今は動物園で会うことができますが、このままでは将来「壁画の中でしか会えなくなってしまう」かも・・・(′・_・`)?
そんなことにならないように、私たちに何ができるか考え、そして日本平動物園でも少しずつ「再生可能エネルギー」を使って地球環境を守る努力をしていることを知ってほしい。そんな想いがこの壁画には込められていることをPRさせていただきました。
次回、第3回目のキャンペーンは12月23日(木)祝日を予定しています。動物園でお待ちしております!
日本平動物園環境学習プログラムは、こちらから閲覧・ダウンロードもできます。