「オオキンケイギク」と一致するもの
平成27年5月16日(土)に、静岡市葵区の麻機遊水地で「麻機遊水地クリーン作戦」が開催されました。 この日は、明け方まで雨が降り、開催が危ぶまれましたが、開催時刻には雨も上がり、無事開催することが出来ました。当日は、企業や地域関係者などから、約300人が参加しました。
クリーン作戦では、麻機遊水地の第1工区、第3工区、第4工区にて、散策路周辺の清掃や、遊水地に近年繁殖拡大している特定外来生物「オオキンケイギク」の抜き取り駆除を行いました。
下記の写真は、地元の住民の方々や中学生の皆さんとオオキンケイギクの駆除を一緒に行った時のものです。みなさんで汗を流して一生懸命頑張りました。
11:15からは、「麻機湿原を保全する会」が主催する自然観察会が開催され、子供から大人まで多数参加しました。観察会の中では、遊水地に生息する「サクラダテ」や絶滅危惧種に指定されている「ホソバニガナ」を観察しました。
麻機遊水地では、様々な活動団体が自然観察会や自然体験イベントなどを開催しています。
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平成26年5月25日(日)、奥藁科・大川地区坂ノ上町内会で、地域の皆さんによる特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除作業が実施されました!
奥藁科・大川地区の坂ノ上町内は、静岡市街地から車で約40分、藁科川の上流にある豊かな自然の残る山間の地域です。
この、5~6月の素晴らしい新緑の風景に、近年オオキンケイギクが繁殖しているという情報があり、自分たちのまわりの自然を守ろうと、地域の有志の方々で平成24年度から、駆除活動を継続して実施しています。
過去2年の活動の成果が少しずつ見えてきています!
上の平成24年の写真と比べると、かなり密度は低くなってきていることがわかります。
(平成26年の駆除作業前の様子)
今年も、お茶の忙しい時期にもかかわらず、町内の皆さま方75名により駆除作業が行われました。
坂ノ上町内の皆さまの団結力・行動力のおかげで、地域のオオキンケイギクが減ってきています。
また、地域の方々の中に「ペットや園芸種を自然環境に放してはいけない」ということが広まってきているとともに、同じ藁科川の上流の地域・下流の地域にも駆除活動の輪が広まりつつあります。
オオキンケイギクの種子は、土の中で数年眠った後に発芽するものもあるとのこと。
根絶するためにはまだ数年かかると思います。
ぜひ、今後とも継続した活動をお願いいたします。
平成25年6月2日(日)、奥藁科・大川地区坂ノ上町内会で、地域の皆さんによる特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除作業が実施されました!
奥藁科・大川地区の坂ノ上町内は、静岡市街地から車で約40分、藁科川の上流にある豊かな自然の残る山間の地域です。
この、5~6月の素晴らしい新緑の風景に、近年オオキンケイギクが繁殖しているという情報があり、自分たちのまわりの自然を守ろうと、地域の有志の方々で昨年から、駆除活動を実施しております。
下の写真は、平成24年5月末の藁科川の土手です。
昨年の駆除活動で、見つけた個体を手当たり次第抜いたのですが・・・。
今年の5月に現地を確認すると、オオキンケイギクの株がびっしりと生えていました。
昨年の活動は6月の中旬であったため、すでに種が落ちてしまっていたこともあるでしょう。
また、オオキンケイギクの種は必ず次の年にすべて発芽するというわけではないようで、何年か前の種が発芽したのかもしれません。
そこで、今年も引き続き対策を行うため、町内方々が集まり、駆除活動を実施しました!
2年連続で、60名以上の方が参加!!
坂ノ上町内の皆さんの地域への愛情、団結力には本当に感動です!
何より驚いたことは、
坂ノ上の皆さんが昨年の活動でオオキンケイギクに注目してくれるようになり、オオキンケイギクの株を見かけた都度、抜いてくれていたことです!!
清掃活動に向かう間も、ところどころで既に抜き取り駆除を実施いただいている様子を見ることができました☆
土手沿いだけでなく、町内全体にオオキンケイギクの対策が広まっていました!!
昨年は真っ黄色だった、今年の5月も株がたくさん生えていた藁科川の土手も、今年は近所の方を中心に、当日までに目につくオオキンケイギクは抜き取り駆除を実施いただいておりました!
しかも草刈りまで!!
事前にそこまで活動をいただいておりましたので、一斉清掃となる今日は、みんなで協力してオオキンケイギクの若い株をひとつひとつ丁寧に探し、抜き取り駆除を実施していきました。
約1時間半の活動で、昨年よりもさらに徹底した駆除活動が実施できました!
さらに徹底した駆除に取り組めたのは、今年は日ごろから見つけた個体を町内の皆さんが抜いてくれていたからこそです!!
坂ノ上町内会の皆さま、本当にありがとうございました☆
静岡市では、このように町内活動等でオオキンケイギクの駆除活動を実施いただける方々に対し、除草小手の貸出しなどの支援をさせていただいております。
駆除活動へのご協力をよろしくお願いいたします。
●大川地区の住民が運営する地域の情報発信サイト「奥藁科web」はこちら
●大川地区のおすすめスポットを紹介する静岡市運営の情報サイト「オクシズ」はこちら
平成24年12月7日(金)、第2回静岡市生物多様性市民フォーラムを開催しました☆
生物多様性市民フォーラムは、静岡市内で生物多様性の保全に関係する活動を実施している市民団体等の活動支援を目的とした活動団体間及び活動団体と行政との情報共有・意見交換を行う機会を設けるために平成24年度からスタートした取り組みです。
第2回となる今回は、約40人の市民の皆さんと生物多様性地域戦略の策定・運営に携わっていただいている専門家の先生4人(静岡大学理学部特任教授の増澤先生、静岡大学教育学部教授の小南先生、静岡大学農学部学術研究員の加藤先生、NPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク副理事長の三宅先生)、市職員が集まり、静岡市が平成23年11月に策定した「静岡市生物多様性地域戦略」に掲げ、平成24年度から進めているリーディングプロジェクトを題材にワークショップ形式の意見交換会を開催しました。
(リーディングプロジェクトの概要はこちら(PDFファイル、約6MB))
まずは、静岡市からリーディングプロジェクトを紹介しました。スライドを使った説明を聞きながら、参加者は事前に配られた付せんに、リーディングプロジェクトに対する質問や意見・提案、自分たちができること、などを記入します。
1つめのリーディングプロジェクトは、「南アルプス・井川エコパークプロジェクト」
静岡市を含む山梨・長野。静岡の3県10市町村で登録を目指している「ユネスコエコパーク」の概念に基づき、地域の自然と文化を守りながら地域社会の発展を目指す取り組みを紹介し、主要事業である「エコツーリズム推進事業」の体験プログラムやガイド育成の様子を紹介しました。
また、「南アルプスの高山植物保全」として、シカの食害から高山植物を守る取り組みを紹介しました。
2つめのリーディングプロジェクトは、「里地里山保全・再生、人づくりプロジェクト」
身近な自然「里山」で問題になっている竹の単一植生化について、ボランティア団体の里山整備活動の紹介や竹を使った製品や環境教育など竹の利活用方法を模索している団体の取り組み、放任竹林に対する市の支援状況などを紹介しました。
また、「環境学習リーダー育成事業」として、静岡市環境大学の講義風景や、麻機遊水地等での自然観察会による子どもへの環境学習の取り組みを紹介しました。
3つめのリーディングプロジェクトは、「生きものモニタリングプロジェクト」
静岡市の生きもの生息・生育状況調査の概要と、調査結果を基に作成する自然観察マップについて紹介し、マップを活用した自然観察会を継続して開催することで静岡市の自然環境の変化を調査するという、モニタリングの流れを紹介しました。
また、アライグマやカミツキガメ、オオキンケイギクなど、静岡市内で近年問題になっている特定外来生物について紹介し、外来生物に関する知識の普及啓発について紹介しました。
リーディングプロジェクトの説明が終わり、いよいよ意見交換会がスタートです。
参加者が記入した付せんを3つのリーディングプロジェクトそれぞれのホワイトボードに貼っていき、自分が一番興味があったリーディングプロジェクトの会場に分かれ、意見交換を行いました。
「南アルプス・井川エコパークプロジェクト」の会場では、
●「井川を身近に感じる」から、「南アルプスを大切に感じる」へのステップアップ方法
●ガイドとなる人材の確保
●地域の活性化、地域にお金が落ちる仕組みづくり
などを議題に、皆さんと意見交換を行いました。
井川や南アルプスを身近に感じる方法としては、南アルプスを望むことができるビュースポット探しや、水の大切さを体感できる、ストーリー性のある体験プログラムづくり、井川にきていただき農作物を食べてもらうツアーの実施、などの提案がでました。
エコツーリズムについては、実施内容や募集方法、現地ガイドの育成方法などについて意見交換を行いました。定期的に人が集まる仕組み、雨天対策の重要性などの話がでました。
また、南アルプスの保全について、シカの食害対策やライチョウの現状などについて、増澤先生からお話しいただきました。
「里地里山保全・再生、人づくりプロジェクト」の会場では、
●多くの市民に身近な自然環境に興味を持ってもらうためには?
●放任竹林(耕作放棄地)の対策について
などを議題に、皆さんと意見交換を行いました。
「里山を身近に感じてもらうには、ハイキングを含めた作業道の整備が必要」、「それぞれの地域の特性があり、それをキーワードに市民に興味を持ってもらう事が大切」、「環境学習の場としての里山整備や竹の利活用、有効活用により興味を持ってもらう」などの意見をいただきました。
また、放任竹林対策の方では、「地域の合意形成が必要」、「人づくりが今後の里山整備(放任竹林対策)を推進していく」、「里山にお金を落とす仕組みづくりができるかどうかがカギ」などの意見が出ました。
「生きものモニタリングプロジェクト」の会場では、
●市民主体の現地調査(自然観察会)が継続して行われるためには?
●外来生物の問題を広く知ってもらうには?
●外来生物で困っている事例
などを議題に、皆さんと意見交換を行いました。
環境学習指導員など自然観察会を既に実施している人達との連携や、地域にいる自然が好きな人との連携、中学・高校のクラブ活動との連携など、自然観察会が継続して行われていくために必要な連携について意見をいただきました。また、静岡市が作成しようとしているマップについて、「歩きたくなる工夫と、その後の変化を学べるプログラムを開発して欲しい」、「マップを使った面白いプログラムを開発し、その実施と調査をセットにする」など、継続に不可欠な「面白い」、「楽しい」といった要素について意見交換を行いました。「マップで外来生物を紹介して、子どもに捕ってもらうようにしては?」など、外来生物の問題と絡めた意見などもいただきました。
外来生物の問題については、外来生物だけでなく遺伝子の異なる同種の侵入も問題となっていることについて専門家から説明があり、参加者からは、「静岡産でない生きもの放流しないよう注意するポスターを作成し、ペットショップやホームセンターなどの生きものを販売する場所に掲示しては」、「市がホームページ等で注意喚起の文書を掲載してくれれば、ペットを捨ててしまう人に対して注意できる後ろ盾になる」などの意見が出ました。
また、「子どもに対する教育が必要である」、「子どもに教育するために学校の先生に外来種問題を知ってもらう必要がある」など、教育現場との連携についても意見が出ました。
静岡市は、いただきました意見等を参考に、今後の事業の方針を考えていきたいと思います。
師走のお忙しい中、市民フォーラムにご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました☆
なお、このようなワークショップ形式の意見交換会を、市の事業や活動団体等の活動内容・課題等を題材に、平成25年度も開催していきたいと考えています。
当ホームページや、市広報紙等でご案内しますので、興味をお持ちいただけるテーマがございましたら、ぜひ、ご参加ください☆
平成24年6月17日(日)、奥藁科・大川地区の坂ノ上町内会で特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除作業が行われました!
「オオキンケイギク」とは、5~7月頃にかけて鮮やかな黄色の花をつける植物で、明治時代に日本に輸入されてきた北アメリカ原産の植物です。
とてもきれいな花なのですが、あまりの繁殖力の強さにより日本にもともといた在来種を追いやってしまい、日本の生態系に重大な影響を及ぼすおそれがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培・運搬・販売・野外に放つことなどが禁止されています。
(詳しくは、オオキンケイギクの発見情報募集記事をご覧ください)
平成24年に静岡市が発見情報募集を呼び掛けたところ、現在までに山間地から海沿いまで、130か所以上の発見情報が集まりました。現在、現地を確認しながら、土地の管理者などに駆除への協力を呼び掛けております。
そのような中、自分たちのまわりの自然を守ろうと、大川の坂ノ上町内会がオオキンケイギクの駆除作業を実施してくれましたので、ご紹介します☆
奥藁科・大川地区の坂ノ上町内は、静岡市街地から車で約40分、藁科川の上流にある豊かな自然の残る山間の地域です。
この時期は、山の新緑や田んぼ、茶畑がきれいな緑の世界をつくる、とっても癒される風景をご覧いただくことができます。
そんな坂ノ上町内の一部の場所で、なんとオオキンケイギクが繁殖しているとの情報が。。。
「しぜんたんけんてちょう」にも、ニックネーム「タクヤ」さんから、写真付きで発見情報の投稿をいただきました。
「きれいな景色☆」なんて言ってはいられません。
すぐそばの藁科川に種が流れてしまえば、どんどん繁殖地が広がっていってしまうかもしれません。
そこで、豊かな坂ノ上の自然風景が黄一色になってしまわないよう、町内会の有志が集まり駆除作業を実施することになりました。
当日は、あいにくの雨模様。。。
にもかかわらず、全部で約110世帯の町内から、なんと65名もの方が駆除作業に参加してくれました!
さすが坂ノ上のみなさん!自然に対する意識の高さには頭が下がります。
あいさつを終え、さっそく駆除作業を開始。小雨も気にせず、みなさん駆除作業に一生懸命。
オオキンケイギクは多年草の植物で、根から抜かないとまた生えてきてしまうので、一株ずつ、手作業で抜いていきます。
花のついた個体は探しやすいのですが、よく見ると、今年はまだ花をつけるに至らない若い株もたくさんありました。
葉っぱを見ては、「あ、これもそうだよね!」とみんなで確認しつつ、ローラー作戦で作業を進めます。
見つけた個体は抜き取り、種などを落とさないように、すべてゴミ袋に入れて密封していきます。
約1時間半の作業で、65袋のオオキンケイギクをみんなで抜き取りました。
一面に黄色くなっていた初めの写真と見比べてみてください!きれいになったでしょ☆
坂ノ上のみなさん、お疲れ様でした!
駆除にご協力いただき、本当にありがとうございました!
今年の作業だけで根絶まではいかないと思いますので、来年も気に掛けて見ていただきますよう、お願いいたします☆
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