カメムシ科
チャバネアオカメムシ
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チャバネアオカメムシ

特徴
体長11mm前後。同じカメムシのなかまの、アオクサカメムシと共に一般的によく見かけるなじみの深いカメムシ。小さい体をしているがパワフルで、夏の夜、どこから侵入してきたのか、あかりの周りをブンブンと飛びまわりベシッバシッと蛍光灯に体当たりしている。見かねてハエたたきでたたくやいなや、部屋中にカメムシの臭いが広がり、その臭いはしつこく、なかなかとれないのであった。
食べ物
幼虫、成虫ともにサクラ、クワ、ミズキ、タニウツギ、ニワトコ、タラノキ、ハンノキ、ヒノキスギなど様々な植物をストローのような口で吸収する。ときに異常発生してミカン、ナシ、カキ、ブドウ、ウメなどの果実を吸収する。
冬の状態
成虫。バラ、ツツジなどの低い木の茂みの中にいる。
見つけた時の様子
山から街まであらゆるところにいる。ヒノキの葉の上で3匹くらい見つけたのが印象的であった。夜、コンビニエンスストアのガラス一面にくっついていることがある。電灯の周りにもいっぱいだ。
似ているもの
アオクサカメムシ