ヨメナ<キク科>

草本(多年草)

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ヨメナ


春の代表的な野草として知られているこの「ヨメナ」、名前の由来がふたつある。ひとつは「嫁菜」で、嫁のようにかわいい花を咲かせるから、もうひとつは「鼠菜(ヨメとはネズミの古語)」で、おいしい若芽をノネズミが好んで食べるから。春先の若芽や秋の花はおひたしや和え物、天ぷらなど、おいしい野草料理に変身します。
キク科独特の香りがするので、葉をもむと手についたにおいがとれることから「セッケングサ」なんて別名もあります。
この花をお部屋にそっと飾ったら心がほんのりとあったかくなりそう。
花ことばは「かくれた美しさ」
 
観察場所
道ばた、土手、空き地、あぜ、やや湿気のある所
花の咲く時期
7~9月

似ている植物
ヨメナ

冠毛は肉眼では見えないほど短い

長い冠毛をもつ(5mm)

頭花は小枝の先に1個つく

頭花は枝先のあちらこちらに散って(散房状)つく
葉はざらつかずやや光沢がある 葉は短毛があってざらつく