特徴 |
大きさ15~21mm。黄土色の体と三角にとがった羽根。先が黒くなった触角と黒い目、そして何といっても、このチョウの名になっている一文字に並んだ白い斑紋が特徴のチョウ。止まる時は羽根を閉じていて、一列に並んだ白い紋がよく目立つ。イチモンジセセリに限らずセセリチョウ科の仲間は、胴体のわりに羽根が小さいため、飛び方がバタバタと忙しく、また、リン粉が多いため時々、ガにまちがわれることもある。あまり気付かないが、もっとも身近なチョウのひとつ。 |
食べ物 |
幼虫は、イネ科、カヤツリグサ科の葉を食べ、成虫はアザミ、キク、ハギ類などの蜜を吸う。この写真の花は、ランタナ(シチヘンゲ)。 |
冬の状態 |
幼虫。関東以西では成虫のものもある。 |
見つけた時の様子 |
ほぼ一年中見られるのだが、夏の終わり頃から急に数を増し、よく目にするようになる。 |
似ているもの |
チャバネセセリ |