熱帯林の減少

熱帯林は地球温暖化の原因物質である二酸化炭素の吸収源であるばかりでなく、地球上の生物種の50~60%が存在するなど、生物多様性の保全のためにもきわめて重要である。しかし、過剰な焼畑耕作や薪炭材の採取、不適切な商業伐採などにより毎年日本の国土面積の約4割に相当する熱帯林が減少している。国際熱帯木材機関(ITTO)や国連食糧農業機関(FAO)等による取組が進められている。