公害

事業活動等の人の活動により、広範囲にわたって不特定多数の人の健康や生活環境に被害を及ぼすもの。大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下及び悪臭が典型7公害といわれる。
今日では、工場等が原因者であった従来の産業型公害から市民生活に起因する都市・生活型公害へと変化している。

<交通公害>
主要道路沿線における自動車排気ガス・騒音、鉄道沿線における騒音・振動のこと。平成12~16年度静岡・清水地域公害防止計画の主要課題の1つと位置付けられている。
<近隣騒音>
騒音のうち、工場・事業場、建設作業、自動車・航空機・鉄道以外の飲食店や深夜営業、拡声器、家庭からの楽器・家電製品の音、ペットの鳴き声などを指す。
<生活排水>
洗濯、調理、入浴等の日常生活から排出される排水のことをいう。
都市河川の汚れの約7割は生活排水によるといわれており、下水道整備や合併浄化槽普及等の対策のほか啓発事業による生活排水流入防止策がとられている。