2020年2月10日
環境学習会(リサイクル工作)@田町小学校
1月23日(木)に田町小学校の5年生54人が、5月から環境について学習したことのまとめの活動として、リサイクル工作を体験したので、その様子をご報告します
新しい材料を買うのではなく、各家庭にある不要な物を工夫して新しいおもちゃなどを作る取り組みです
今日の先生は、静岡市環境学習指導員の守屋さんと倉前さんです。
守屋さんは、4R(Refuse 断る、Reduce 減らす、Reuse 繰り返し使う、Recycle 資源としてまた使う)だけでなく、「LCA」(Life Cycle Assessment)という言葉について説明しました。
聞き慣れない言葉でしたが、普段使っている製品が、どんな資源から作られ、どのように運ばれ、使われ、捨てられるのかという「製品の一生」の中で環境に与える影響を考えることだと教わりました。
倉前さんは、ラップの芯や納豆のパックなどを使ったおもちゃを提案してくれました。
みんなが用意した材料は、牛乳パック、ペットボトル、トイレットペーパーの芯、ハギレ、ヨーグルトのカップ、お菓子の箱、インスタントコーヒーの瓶、などなど
あらかじめ作りたいものを考えて「イメージシート」に書き出しておいたので、それをもとに作っていきます。
ドングリを入れたカップを上下に張り合わせたマラカスを作る子、
トイレットペーパーの芯でかわいいネコの貯金箱を作る子もいました。
ハギレを使ったボールは、家庭科で習ったお裁縫の技術を生かして縫いました。
1年生から集めてきた短い鉛筆を空き瓶にボンドで貼ると、すてきなペン立てに変身
貼り合わせるのが難しかったり、お裁縫に苦労しながらも一生懸命取り組みました。
作ったものをお互いに見せ合ったり遊んだりと、楽しい時間になりました。
これからも、学習したことを生かしてなるべくごみを出さない生活を心がけ、すぐに新しいものを買うのではなく、あるもので工夫して生活できるようになると、地球にもお財布にも優しい生活になりますね
今回の学習会は、田町小学校の先生から環境学習指導員派遣の申請を受け、2人の指導員を田町小学校に派遣して行われました。
今年度は派遣申請受付を終了していますが、4月から令和2年度の申請を受け付けます。
野鳥観察、公園の自然観察、地球温暖化問題、自然クラフトなど環境に関することを学びたいときには、環境学習指導員派遣をご利用ください。
詳しくはこちらから 静岡市ホームページ 環境学習指導員派遣