2018年11月28日
谷津山で環境学習会を行いました(伝馬町小学校)
11月8日(木)に伝馬町小学校の5年生が、谷津山で環境学習会を行いました。5年生のみんなは、これまで静岡市内の海や山の環境を学習してきました。
この日の講師は、15年間谷津山の保全活動をしている「やつやま友の会」のみなさんです。この学習会のために朝から12人もの会員さんが来てくださいました。
友の会のみなさんは、放任竹林の伐採と植樹、自然観察会等を行い、人の手が行き届かなくなってきた谷津山を自然豊かな里山に再生する活動をしています。
暖かい晴天の中、清水山公園から12人ずつのグループになり、古墳の森公園を目指して出発しました。
歩きながらみんなが植物や放任竹林について質問すると、友の会の方がいろいろなことを教えてくれ、植物について学びながら登って行きました。
古墳の森公園に到着し、友の会の大石会長から里山や放任竹林など谷津山のいろいろなお話を聞きました。谷津山に生えている孟宗竹(もうそうちく)は竹の子の状態から2か月ほどで15メートルの高さまで育つそうです、すごい速さですね!
お話のあとは、みんなが次々にいろいろな質問をしました。「友の会の活動をしていてうれしいことは何ですか?」「切った竹の処分方法は?」などなど・・・みんなとても積極的です。
場所を変えて、竹林を伐採した空地で放任竹林について詳しく教えてもらいました。竹林伐採後に植えた木には目印にピンクのひもを結んであります。実際に竹を切るところも見せていただきました。
清水山公園に戻り、みんなに今日の感想を聞いてみると・・・
「友の会の活動は清掃活動だけだと思っていたけど、放任竹林を伐採したり谷津山を守る活動をしていることを初めて知った。」「谷津山のいろんなことを知ってよかった。」などいろいろな感想を話してくれました。
5年生のみんなは、同行した私たちもびっくりするくらい環境に興味をもっていて、歩いているときもお話の後もいろいろな質問をしていました。
伝馬町小学校のみなさんは遠足などで谷津山に行くことがあるそうですが、今日の学習会で谷津山について初めて知ったこともたくさんあると思います。これからも季節ごとに変化する谷津山の自然に興味をもって、ぜひ遊びに行ってくださいね!
やつやま友の会の皆様、ご協力本当にありがとうございました。