入れない!捨てない!拡げない!緊急対策外来種アメリカザリガニ

令和2年11月2日にアメリカザリガニを除く、外来ザリガニが特定外来生物に指定に指定され、飼育、運搬、販売・譲渡、野外に放つことが外来生物法により、規制されました。

アメリカザリガニは飼育されている個体も多いため、特定外来生物に指定をすることにより、混乱を招きかねないことから、外来ザリガニの中で唯一未指定となりました。

 

アメリカザリガニは特定外来生物の対象外となりましたが、他の外来ザリガニと同様に生態系に悪影響を及ぼす外来種です!

 

チラシ(ザリガニ).jpg

アメリカザリガニ基本情報.pdf

 

 

アメリカザリガニは生態系に大きな影響を及ぼすことが指摘されており、生態系被害防止外来種リストにおいて、「緊急対策外来種」に選定されています。

 

【アメリカザリガニの特徴】

・田んぼ、用水路、池、堀、沼など流れのない浅い水辺に生息

・水草、魚類、両生類、水生昆虫、貝などとにかくなんでも食べる雑食

・繁殖力が強く、どぶ川など汚い水でも生息できる

 

【アメリカザリガニによる被害】

・ため池の土手や田んぼのあぜに穴を掘って壊す。

・アメリカザリガニが増えた池は水草や水生昆虫が減り、水が濁る。

・希少な生き物の生活の場を奪ってしまったり、食べてしまい、希少な生き物が減ってしまう。

 

外来種被害予防三原則(入れない、捨てない、拡げない)を守り、飼育する場合は、野外に放すことなく最後まで責任を持って飼うようにしてください!

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