2018年9月 4日
◆お知らせ◆清水港で、特定外来生物「ヒアリ」が確認されています!
特定外来生物「ヒアリ」は、平成29年6月に神戸港で国内で初めて確認されてから日本各地で発見されており、平成29年8月には清水港でも確認されました。
そのヒアリが、平成30年8月20日以降、清水港新興津コンテナターミナルで相次いで確認されています。
環境省が8月7日に実施したヒアリ調査において、清水港新興津コンテナターミナルに設置した捕獲トラップからヒアリと疑わしいアリ2個体(死亡個体)が発見され、8月20日に専門家によってヒアリであることが確認されました。
この結果を受けて、静岡県がパトロール調査を行ったところ、清水港新興津コンテナターミナルでヒアリと疑わしいアリ1個体が発見され、8月21日に専門家によってヒアリであることが確認されました。
さらに、これまでヒアリが確認されたことを受け、静岡県が清水港新興津コンテナターミナルに捕獲トラップを設置したところ、8月30日にヒアリと疑わしいアリ17個体が発見され、同日、専門家によってすべてヒアリであることが確認されました。
平成30年8月20日に確認されたヒアリ
(8月20日環境省報道発表資料「清水港におけるヒアリの確認について」より転載)
今回確認されたヒアリは、全部で20個体となります。これらのヒアリは、発見時に死亡しているか、殺処分されています。
静岡県は関係機関を通じ、港湾関係者にヒアリが発見されたことを周知し点検を呼びかけるとともに、専門家の指導のもと、発見場所周辺において引き続きベイト剤(殺虫餌)及び捕獲トラップを設置しています。
また、環境省により、ヒアリ確認地点から周囲約2㎞程度の調査が行われます。
【報道資料はこちらから】
環境省:「清水港におけるヒアリの確認について」(平成30年8月20日)
静岡県:「清水港におけるヒアリの確認について」(平成30年8月21日)
静岡県:「清水港におけるヒアリの発見」(平成30年8月30日)
ヒアリは、南米中部原産の有毒アリで、以下のような特徴があります。