2018年8月14日
外来種「ジギタリス」が大谷崩で発見されています!
ジギタリスはヨーロッパ原産の植物で、和名をキツネノテブクロともいい、美しい花をつけることから鑑賞用として栽培されています。
また、全身に毒をもち、かつては薬用としても用いられてきました。
ジギタリスは外来生物であり、野外で繁殖してしまうと生態系に影響を及ぼす恐れがあります。
先日、市民の方から梅ヶ島の大谷崩(おおやくずれ)周辺でジギタリスが発見されたとの通報を受け、現地調査を行いました。
場所は、大谷崩の上部、稜線上にある新窪乗越(しんくぼのっこし)というところです。
現場に行ってみると、花は確認できなかったものの、複数個所でジギタリスが確認されました。
ここで確認されたジギタリスは職員が抜きとりました。
外来生物は、人間の活動によって生息範囲を広げ、日本の生態系に影響を与えてしまうおそれがあります。
今回のジギタリスも、登山者の靴に種子が付着し運ばれた可能性もあります。
この周辺でジギリタスを見かけたら、抜きとっていただき、可能ならほかのごみと一緒に持ち帰って処分していただくようお願いします。
そのほかにも、外来生物を発見した場合は、静岡市環境創造課(TEL:054-221-1319、FAX:054-221-1492)までご連絡ください。
皆さんの活動が外来生物を防除し、地域の生態系を守ることにつながります!
ぜひご協力ください!