◆お知らせ◆清水区三保地区で、特定外来生物セアカゴケグモが発見されています!

 平成30年8月15日、清水区三保地内、清水第五中学校近くの農地で、特定外来生物で有毒の「セアカゴケグモ」と思われるクモ1匹を発見したとの通報があり、市職員が現地調査を行ったところ、通報があったものに加え、さらにクモの生体1匹と卵のう(卵が入った袋)6個を確認しました。

 発見された個体は、専門家によりセアカゴケグモであると確認されました。

 

 翌16日に発見個所を再調査したところ、新たにクモの生体3匹と卵のう17個が発見されました。

 

 8月17日には近隣の清水第五中学校、清水三保第一小学校、清水三保こども園で点検消毒作業を行い、清水第五中学校において生体1匹、卵のう2個が発見されました。

 

 8月16日と17日に発見された個体も、専門家によりすべてセアカゴケグモであると確認されました。

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8月15日に発見されたセアカゴケグモの生体           セアカゴケグモの卵のう(卵が入った袋)

 

 

 これまでに確認されたセアカゴケグモは生体が6匹、卵のうが25個となります。

 発見されたセアカゴケグモは、すべて殺虫剤により殺処分されています。また、発見場所周辺では市職員が調査の上、殺虫剤の散布による消毒・防除を行いました。

 

 

セアカゴケグモはオーストラリア原産の有毒クモで、以下のような特徴があります。

 ●体長(脚を除く体の大きさ)は0.7~1㎝程度。脚まで含めて1円玉と同じくらいの大きさ

 ●全体的に光沢のある黒色

 ●お尻は丸みがあり、赤い帯状の模様がある

 ●地面や人工物のくぼみや穴、隙間に不規則な巣を作る

 ●雌は毒をもつ

 

 セアカゴケグモは普段人が触れない薄暗い所を好み、側溝やグレーチングの側面やふたの裏、塩ビ管、プランターの裏などに巣を作ります。クモの巣は、ほかのクモのような規則正しい形ではなく、不規則な形になります。

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 セアカゴケグモは性格はおとなしく、動きも遅いのですが、雌は神経毒をもっており、自分から攻撃してこないものの、噛まれると痛み、熱、かゆみや吐き気などの症状が生じます。ほとんどの場合、数時間から数日で症状は軽減しますが、まれに重症化することがあります。

 

 

セアカゴケグモと思われるクモを見つけたら、以下のように対応してください。

 ●素手で触らず、軍手やゴム手袋を着用する。

 ●市販の殺虫剤(ピレスロイド系)の散布、新聞紙やスリッパ等で潰すなどにより殺処分する。

 ●卵のうは、焼却するか消毒用アルコールにつけて処理する。

 ●殺虫後は、割りばしなどでビニール袋などに入れて密封し、燃えるゴミと一緒に処分する。

 

 

チラシ「セアカゴケグモに注意!」-1.jpgチラシ「セアカゴケグモに注意!」-2.jpg

 

チラシはこちらから⇒「セアカゴケグモに注意!」(PDF399KB)

 

 

市への連絡先は以下のとおりです。

 

【セアカゴケグモと思われるクモを発見した場合】

  環境創造課 自然ふれあい係

  TEL:221-1319

  FAX:221-1492

 

【医療機関の受診について(セアカゴケグモと思われるクモに噛まれてしまった場合)】

  保健所生活衛生課 医療安全対策係

  TEL:249-3159

  FAX:209-0540

 

【参考】

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(環境省)

毒グモ「セアカゴケグモ」について(静岡市ホームページ)

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